【呪文】「アブラカダブラ」とかいう知名度あるけど元ネタ謎な呪文の起源【魔法】

【呪文】「アブラカダブラ」とかいう知名度あるけど元ネタ謎な呪文の起源【魔法】

科学技術に支配された現代でも、かろうじて残っているオカルト知識はある。
たとえば一般人でもわかるような、有名な呪文だ。

「アブラカダブラ」
「エロイムエッサイム」
「テクマクマヤコン」

最後は冗談だが、「エロイムエッサイム」は最近ではアニメ『四月は君の嘘』でも主人公が呟いており、これで知ったという方も多いのでは。また、『悪魔くん』世代の方は「懐かしいなぁ」と感じることだろう。

悪魔くん
『悪魔くん』OP Credit: breakingnews800.com

実は「エロイムエッサイム」の元ネタは意外と本気だ。
グリモワール(フランス語で「魔術書」)からの出典で、「Eloim, Essaim, frugativi et appelavi.」の省略版である。神、または悪魔など何らかの神格を意味する言葉だそうだ。(出典: タネタン)

16370241199_4b304c900e_z
Credit: jessica mullen

しかし、ここで注意したいのは、「スペル(呪文)」や「マジック(魔法)」といった言葉は、現在と過去では違う意味を持っているということだ。今ではこれらの言葉は笑いと嘲りをもって扱われ、人を惑わす奇術師のトリックやしばしば詐欺師のペテンを連想させるものでもある。

一方過去においては、魔術師やシャーマンという役割は、彼らが見えない力をコントロールしたり神の意思を解釈したりすると考えられて以来、多くの文化で高く尊敬されてきた。その上、彼らは王や家族の力を守り、帝国の安定を与えることができた。

magician-1646795_960_720

分析に入る前に、呪文がどのようなアプローチで研究されてきたかを明確にする必要がある。これは真剣な人類学的研究であり、錬金術などの魔術や占いや複雑な天文学は、歴史的にはエンターテインメントや純粋な娯楽のためではない。それは全ての人に開かれた知識ではなく、実践者の世代を通じて受け継がれた秘伝的な規律の一部だったのだ。

さて、前置きが長くなったが、それでは史上最も一般的な呪文は何だろうか? 日本では「エロイムエッサイム」の方が馴染みがあるかもしれない。ただ、世界的には、タイトルにもある「アブラカダブラ(Abracadabra)」が有名だ。では、「アブラカダブラ」とはどこから生まれたのだろうか?

続きを読む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

×